| ■はじめに |
最初に、レンタルサーバを利用するということについて考えてみましょう。
1.どのようなサイトを運営するのか?
2.レンタルサーバを利用する目的は?
などを考慮します。
例えばレンタルサーバ会社の規定により、公開が出来ない場合が有ります。また、CGI等の各種機能を利用する、利用しないの差によって、利用料金が大きく変わるレンタルサーバー会社も有ります。
まずは、今現在自分がしたいと思っていることを、じっくり自分なりに理解し、必要なことを整理することが、失敗しないレンタルサーバー選びの重要なファクターとなります。
|
| ■個人利用 |
個人でホームページを公開している時に感じる不満は多々あると思います。
1.プロバイダの無料スペースでは容量が足りない
2.無料レンタルスペースで、不本意にポップアップ広告が出る
3.フリーor自作のCGIを利用したい
4.表示速度が極端に遅い
5.サーバーの動作が不安定だ
6.メールアドレスがもっと欲しい
7.URLが長い etc.
等、数え上げ始めるとキリがないくらい不満に感じる要素はあります。レンタルサーバを利用することによって、これらの不満を解消できる可能性があります。自分で不満に感じていることを明確にして、各社の特徴を調べ、実際に契約するレンタルサーバ会社を決定するのが良い方法だと思います。不満例の1〜3等の理由でレンタルサーバーを利用するのであれば、低料金で利用できる、サブドメインで利用できる等の比較的安いレンタルサーバーを利用するのが良いと思います。月額1000円未満(100〜500円程度)の利用料金で、無料スペースでは味わえない快適なサイト運営が可能になります。4〜5等のサーバーのスピードやバックボーンに依存する問題については、月額1000円以上のレンタルサーバーを利用することをお勧めします。一概には言えませんが、このクラスになれば、速度や安定性は文句の無いレベルに達します。不満に思っているのが、URLが長いということだけであれば、独自ドメイン取得のみのサービスでも構わないかもしれません。
「はじめに」の項にもあったように、どのような目的でレンタルサーバを利用するのかを明確にして、利用料金が重荷にならない(これ重要!)レンタルサーバー会社を比較・検討することをお勧めします。
|
| ■法人利用 |
法人として、(個人利用でも商用商用の場合は該当します)でレンタルサーバーを利用する場合、個人サイト運営とは違った考え方が必要になります。「顧客データが消失してしまった」「商品の発注データが消失してしまった」等の不慮の事故が発生した場合、データが復旧できないのでは、サイト運営以前に、会社や経営に関わります。
このようなことが起きない為に、まずはサーバの信頼性、安定性、サポート体制を考慮する必要があります。サーバーの信頼性/安定性は、サーバーの設置場所や性能によりますし、サポートについてはサポート時間や方法が大きく関わってきます。また、商用ページはより多くの人に閲覧してもらい、業績をあげる役割を持っていないと、意味が無い投資になってしまいます。多くの人に閲覧してもらうためには、快適な速度でページ閲覧が出来るということも必要になります。
上記の要素をまとめると、
| ・国内のレンタルサーバー会社を選ぶ |
| |
日本語でサポート受けることができる上に、
一般的に海外にアクセスするより速度が格段に速い |
| ・必要な機能が揃っている |
|
データバックアップ、セキュリティー等不慮の事故が
発生した時に、対応することが出来る |
| ・1台のサーバー機の利用人数(ユーザー数)が決められている |
|
バックボーン同様、ページの表示速度に大きく
関わってきます。 |
| ・余裕をもったディスク容量が提供されている |
|
当たり前ですね^^ |
最近は、個人サイトでさえ、独自ドメイン取得は当たり前になっており、莫大な情報が公開されています。ここで、初期投資や経費をケチると、「あの時、あちらを選択していれば・・・」等の後悔をするはめになりかねません。予算を割いて、可能な範囲で条件の良い、上位レンタルサーバ会社を選択することをお勧めします。
|
| ■安定度・速度 |
安定したサーバー、表示速度が速いサーバーとは、どのようなものなのでしょう?関係する要素として、
・サーバーの設置場所(データセンター、国内、国外)
・バックボーン
・共有サーバーのユーザー数
等があります。以下に説明をします。
| ・サーバーの設置場所(データセンター、国内、国外) |
| |
データセンターと呼ばれる施設があります。これは、大手ネットワーク会社やISP等によって運営・管理されるサーバー運用専用施設です。耐震、消化設備、空調システム、UPS(無停電電源)の二重化、24時間有人監視等、万が一の災害や事故に対処することが出来る環境が整っています。レンタルサーバーは、データセンター内や、サーバー会社が独自に回線を用意して自社内に設置されています。両者を比較した場合、データセンター内の方が、安定性、信頼性は高いといえます。
国内設置、国外(海外)設置の差を考えてみましょう。一般的には、国内から国外のサーバーへアクセスする場合、物理的な経路が増えるため、国内のサーバーと比較した場合、速度や安定性が低下します。もちろんバックボーンによっては、国内と比べて遜色ない場合もありますが、サポート言語や物理的経路の故障等、様々な事態を考えた場合、国内のサーバーの方が、安心できるのではないかと思います。 |
| ・バックボーン |
| |
ネットワークを結んでいる大容量基幹回線のことです。バックボーンが太い(容量が大きい)ことと、快適性が高いことや速度が速いこととは、あまり関係が有りません。バックボーンとは、大容量回線のことなので、バックボーン自体は既に満足できる速度を持った快適な回線のことなのです。重要になってくるのはバックボーンとレンタルサーバー会社がどのくらいの容量の回線で接続されているのか、何台のサーバー機が接続されているのかということです。いくらバックボーンが大容量であったとしても、バックボーンと利用するレンタルサーバー会社のサーバーとを結ぶ回線上に、非常に遅い箇所があれば、全く意味が無いのです。また、回線自体は早くても、サーバー台数が非常に多い、他のレンタルサーバー会社と共有回線を用いて接続している等の場合、回線の負荷が高くなり、接続スピードを遅くする要因となります。一般的にはバックボーンとレンタルサーバー会社のサーバーが10Mbps以上の占有回線で接続されていると、快適な接続環境だといわれています。 |
| ・共有サーバーのユーザー数 |
| |
一般的にレンタルサーバーを利用する場合は、一台のサーバー上のハードディスクを複数ユーザーで利用します。これを共有サーバーといいます。ユーザー数が多い、共有サーバー上に人気サイト(アクセス数が非常に多い)のユーザーがいる等の場合、快適性が著しく低下します。逆の考え方をすれば、共有サーバー上のユーザー数が定められている、転送量制限、特定CGIの禁止、等の制限があるレンタルサーバー会社を選択する方が、レンタルサーバーを快適に利用することが出来るということです。ユーザー数は少ない方が快適性は増すのですが、一般的には200人以下であれば快適に利用できる(回線状況などにも依存するが)と言われています。上位のプラン、会社を選択した方が、共有ユーザー数が減り、快適性は向上します。また、専用サーバーといって、サーバー1台を1人のユーザーにレンタルするサービスもあります。 |
上記の説明をふまえて、利用目的に応じた安定性、速度を備えたレンタルサーバー会社を選択して下さい。
|
| ■サーバー利用料金 |
ほとんどのレンタルサーバー会社は、プラン毎に月々の利用料金を表示しています。また、当サイトのようなレンタルサーバー紹介サイトやリンク集などもそのように表示しています。ですが、契約時の初期費用、ドメイン維持費用、長期契約による割引を考慮した場合の利用料金等を考慮すると、月額利用料金だけ安くても、トータルではさほど変わらない、という場合もあります。目的に応じたサーバースペック、接続環境、利用できる機能などで、レンタルサーバー会社を選択したら、トータルではいくらになるのか?1年間利用した場合ぁいくらになるのか?などを同クラスのレンタルサーバー会社と比較することも重要になってきます。実際に費用を支払っていくのは、あなた自身なのですから、ここは徹底的に比較して、納得した上でレンタルサーバー会社と契約をして下さい。
|
| ■結論 |
では、実際にはどのレンタルサーバー会社を選択するのが正解なのでしょうか?実は、レンタルサーバの使い心地は、WEB等に公開されているスペックだけでは判断することは非常に難しく、実際に利用してみなければわからない、というのが現実です。当サイトのようなレンタルサーバー紹介サイト等で、オススメ!と書いてあったりするのは、自分で実際に利用して、設定された価格に対し、サーバーの機能、使い勝手の良さ、サポート体制などを高く評価したり、口コミ情報をみて一般的に優良とされるレンタルサーバー会社などを、サイトを訪れた人にお薦めしているのです。しかし、利用する人の、使用目的、求める快適性等によって、満足度は大きく変わってきます。サイトによる情報や、口コミ情報等は、あくまでも「参考」ということでお考え下さい。
|